560万円・・・多重債務。弁護士に依頼して個人再生が決定。360万円になった。
130万円・・・預金を使い込む。
30万円・・・預金を使い込む。
10万円・・・預金を使い込む。
10万円・・・サラ金で借金。
36万円・・・預金を使い込む。
20万円・・・子供支援金を使い込む。
10万円・・・サラ金で借金。
60万円・・・かんたん決済数か月分。
14万円・・・隠してあった現金。
30万円・・・私名義のクレジットカードを使用。
1万円・・・結納の時のお金をお守りにしていたけど盗まれて使われた。
合計 911万円
夫のお兄さん夫婦と、おじさん夫婦に集まってもらっています。
夫にギャンブルや借金をやめさせるための話し合いです。
夫に精神科を受診してもらうことになりました。
他県のギャンブル依存症専門の精神科と、近所のギャンブル依存症専門外の精神科の二つです。
精神科の受診以外に、ギャンブル依存症の相談にのってくれる窓口も予約しました。
精神科の予約は1ヶ月以上先になります。
精神科に行ったり、ギャンブル依存症の相談に行くまでにやっておきたかったことが、夫に携帯電話を手放してもらうことでした。
携帯電話でギャンブルをする
夫の場合、ですが、夫はギャンブルをする時は、ほとんど自分のアイフォンを利用していました。
競艇の券売所?が車で少し走ったところにあって、そこで買ったこともあるそうです。
ですが、メインは夫の携帯電話。
私と家族にとって、夫の携帯電話は諸悪の根源のような存在でした。
携帯電話で借金をする
最初は銀行でまとまったお金を借りていましたが、私に見つかり、個人再生に踏み切ったからでしょうか、銀行で借りたのはそれきり。
ネット口座を複数持ち、クレジットカードやポイントカードを複数持ち、サラ金からお金を借りまくっていました。
普通のサラ金からお金を借りられなくなったら、即金、審査なしの金貸しからお金を借りるようになりました。
一度は無理やりお金を貸し付けられて、一週間後に10倍以上のお金の返済を要求されるようなところからもお金を借りました。
夫がお金を借りる手段は携帯。
お金を借りる手段を検索するのは携帯。
とにかく携帯電話が窓口でした。
夫の借金の手段=携帯電話。
そうとしか思えなくなっていました。
事実、夫にとって携帯電話は自分がやりたいことを何でも叶えてくれるツールでした。
携帯電話は、夫にとってすべてでした。
携帯電話を手放すことは、これからも結婚生活を続けていくための最低条件
ギャンブルや借金の手段となっていた携帯電話を、これ以上持たせておくわけにはいきませんでした。
離婚をするのなら、携帯で遊んでいようが、ギャンブルで散財しようが、借金をして首が回らなくなろうが、好きにしてくれたらいいのですが、
一緒に暮らし続けるのなら、何としてもギャンブルも借金もやめてもらわなくてはなりません。
『とりあえず、携帯はやめて。』
『携帯電話とは一旦お別れをしましょうか。』
そのような話になりました。
夫の抵抗。携帯電話を解約したくない!
「携帯電話を解約するくらいなら、離婚をする。」
夫は何度も繰り返しました。
「携帯が無いと生きていけない。」
「携帯が自分のよりどころ。」
とも言っていました。
以前にも、私は何度か携帯電話を手放すように訴えてきたのですが、携帯電話を手放すくらいなら離婚をする!の、一点張りでした。
携帯を手放すくらいなら、離婚をするだなんて、聞いていて情けなくて悲しいものでした。
今なら、
携帯電話と結婚をして、私たち家族とはお別れしてくれて一向にかまわないという心境なのですが、
今度は親族がそれを許しませんでした。
親族みんなで夫に携帯電話を手放させる方向に話が動きました。
夫の携帯電話を親族に預ける
とりあえずいきなり解約に行くのではなく、夫の携帯電話を、夫の親族に預けることになりました。
なぜ親族に預かってもらうのかというと、私が預かっていたら、家探しされるからです。
ごねてつっかかってきて、修羅場になるからです。
絶対に嫌です。
・・・それに、私は自分が大変な思いをしてまで夫に携帯電話から離れて人生を考え直してほしい、・・・なんて心境からは、とうの昔に卒業をしていましたから。
面倒くさいな、と思ったら、さっと返しちゃいそう。
それで離婚。
近日中にギャンブル依存症の相談窓口に行くので、その時までは、預かってもらいます。
相談員の人は経験豊富でしょうから、相談員の人に相談をして、本当に携帯電話を解約するのが正解か、判断してもらおうということになりました。
実は、それは夫への方便で・・・、
夫以外の親族と私は、かならず解約させようという方向に気持ちが固まっていました。
夫が完全に携帯電話と別れた状態でないと、再生のスタートラインにすらつけません。
ギャンブルと借金の手段である携帯電話とは、お別れ以外ないのです。