夫がギャンブル依存症になりまして

ギャンブル依存症・借金依存症はどうしたら治る

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【94話】夫の携帯電話依存症。夫に携帯電話を手放してもらうために話した内容とは

夫がギャンブルで使い込んだお金

 

560万円・・・多重債務。弁護士に依頼して個人再生が決定。360万円になった。

 

130万円・・・預金を使い込む

 

30万円・・・預金を使い込む

 

10万円・・・預金を使い込む

 

10万円・・・サラ金で借金

 

36万円・・・預金を使い込む

 

20万円・・・子供支援金を使い込む

 

10万円・・・サラ金で借金

 

60万円・・・かんたん決済数か月分

 

14万円・・・隠してあった現金

 

30万円・・・私名義のクレジットカードを使用

 

1万円・・・結納の時のお金をお守りにしていたけど盗まれて使われた

 

合計 911万円

夫は、家計がどんなに苦しくなっても、子供達を学校に通わせるお金が無くなると言っても、ギャンブルと借金をやめられませんでした。

私は夫の親族に相談をしました。

 

 

親族会議で、前に進んだこと

  • 精神科を予約する。
  • ギャンブル依存症の相談窓口を予約する。
  • 夫のギャンブルの窓口だった携帯電話を親族が預かる。

精神科に行くことや、専門家に相談に行くことはすんなりと了承した夫でしたが、

夫の携帯電話を親族が預かることに関しては、かなり抵抗していました。

夫が携帯電話を手放したくない理由

  • 心のよりどころ。
  • 職場で人間関係が上手くいっていなく、携帯が無いと所在がない。

「携帯を解約するくらいなら、離婚する。」

という言葉を何度も口にしていました。

「携帯が無いと生きていけない。」

ということも言っていました。

 

私の感覚からすると、「携帯が無いと生きていけない。」だなんて、到底信じられないもので、

家族よりも携帯電話が大切とか、まったく理解ができない感覚でした。

夫が携帯電話を持っていたらいけないと思った理由

  • いつも携帯電話を使ってギャンブルをしていたから。
  • いつも携帯電話を使って借金をしていたから。
  • 夫の携帯電話には貸金業者の宣伝が溢れていたから。
  • 携帯電話依存症を治してほしかったから。

夫の携帯電話は、私からすると借金やギャンブルの諸悪の根源でした。

本来ただの携帯電話には何の罪もないのですが、夫が持つことでただ事じゃないことが起きるのです。

 

夫と携帯電話は最高に相性が悪い。

今は別れてもらうのが最善と思いました。

 

何かギャンブルをしたい衝動に駆られても、手もとになければすぐにギャンブルができないのですから。

夫が携帯電話を手放すことで、今までと状況が変わる手掛かりになるのではと思っていました。

むしろ、それ以外に望みがないと思っていました。

妻である私ではなく、親族が携帯電話を預かった理由

  • 自分が住んでいる家に隠した場合、家探しされるから。
  • 私が預かっていると、ずっと携帯電話のことを言われ続けて私が辛くなってしまうから。
  • 私だったら何とかなると、夫が私のことを甘く見ているから(今までさんざん嘘をつかれて騙されてきた。)。

私が夫の携帯電話を持っていたら、日々、携帯電話をめぐって修羅場になるのが目に見えています。

携帯電話を手放した状態を維持する前に、家庭が崩壊してしまいます。

夫の携帯電話を預かるために、話した内容

「家庭より大事なものは無いだろう。」

「アキ子ちゃんが携帯電話を手放したら、もうしばらく様子を見てくれるって言ってるんだから、手放すしかないだろう。」

「解約するわけではない。とりあえず預けろ。」

「今度専門家の先生に相談した時に、携帯を持っていても大丈夫と言われたら、返してやる。」

このような内容を、おじさんと、おにいさんが話していました。

 

夫は終始歯切れの悪い様子でしたが、しぶしぶおにいさんに携帯電話を預けました。

専門家に相談するのはおよそ2週間後?くらいだったので、それまでの我慢だと思ったのでしょう。

夫は2週間後には必ず自分の手元に携帯電話が戻って来ると信じている様子でした。

 

私一人では、到底夫と携帯電話を切り離すのは無理でした。

嘘をつかれたり、錯乱されたりして、冷静に話ができない状態になり、暗礁に乗り上げたことでしょう。

 

夫と携帯電話を切り離せたのは、親族が数人で説得に当たってくれたおかげでした。

親族の話し方は終始冷静で、静かでした。

誰も感情的になることもなく、淡々と話が進みました。

実際携帯電話を手放してみて、どうだったのか・・・

夫の親族に夫の携帯電話を預かってもらって正解でした。

夫自身も大変なストレスを感じたのかもしれませんが、私自身も大変なストレスを感じるような出来事の連続でした・・・。