560万円・・・多重債務。弁護士に依頼して個人再生が決定。360万円になった。
130万円・・・預金を使い込む。
30万円・・・預金を使い込む。
10万円・・・預金を使い込む。
10万円・・・サラ金で借金。
36万円・・・預金を使い込む。
20万円・・・子供支援金を使い込む。
10万円・・・サラ金で借金。
60万円・・・かんたん決済数か月分。
14万円・・・隠してあった現金。
合計 880万円
夫が再び音信不通。
行方不明となり、警察に相談をすることにしました。
深夜12時頃、私服の警察官が自宅にやってきて、話を聞いてくれている最中のことでした。
こちらからかけても一切繋がらなかった夫から、着信がありました。
警察官からのアドバイスもあり、私は自宅に警察官が来ていることを伝えることにしました。
不安と怒り?焦る夫からの電話
私は夫からの電話に出ました。
夫
「知らない車が止まってるんだけど。誰か来てるの?」
私
「あなたがまた行方不明になったから、相談してる。」
警察官がカーテンの隙間から外を確認すると、夫の車が家の外に停まっていました。
警察官
「中に入ってくるように言ってください。」
夫
「まさかまた警察に相談したの?」
私
「・・・。そうだよ。警察官が来てる。話を聞いてもらってた。」
夫
「なんでそんなことするの?!」
「警察はやめてって言ったじゃない!」
私
(・・・言ったか?)
「いなくなって連絡が取れなくなったら、仕方がない。」
「勝手にいなくなられたら、相談する相手が警察しかないでしょ。」
「あなたがそうさせたんだよ。」
夫
「だからって・・・!」
はあ~~~。
夫の大きなため息が聞こえてきました。
私
「警察官の人が中に入ってきてくださいって。」
夫
「・・・・・・。行くわ。」
夫は観念したようでした。
帰ってきた夫
警察官とダイニングテーブルを挟んで、夫と二人並んで座りました。
警察官は、
「あまりケンカをしないように。」
「穏やかに話し合うように。」
「旦那さんは、勝手にいなくならないように。」
「また困った時は相談してください。」
そのような話を穏やかに話していました。
警察官は帰っていきました。
夫との会話
夫と二人になりました。
夫は、
「アキ子ちゃんに話さなくてはならないことがある。」
「だけど今じゃない。」
「後で話す。」
と言いました。
14万円の持ち逃げと、クレジットカードの件のことだと思いました。
話を後回しにしたところで、無くなったお金が戻ってくるわけでも、無くなった信頼が戻ってくるわけでもありません。
話を後回しにしたら、話を切り出さなくてはならない面倒くささもあります。
後回しにできる話題でもありません・・・。
「14万円は、まだ持ってる?」
「クレジットカードで使ったお金は、どうしたの?」
「まだ残ってる?」
夫は、
『知っていたのか。』
という顔をしました。
家計は厳しいです。
まだ少しでも残っていたら、無事なお金があったら、
返してほしかった・・・。
夫は言いました。
「全部使った。」
「ギャンブル?」
「うん。」
「競艇?ネットカジノ?」
「どっちも。」
「本当に30万円?もっと使ったんじゃないの?」
「いや。」
「カードの上限まで使ったの?だから30万?」
「・・・。」
(私のカードは使えなくなっていたので、上限まで使われたということです。)
「(お金が)ネット口座に残っていたりするんじゃないの?」
無いだろうと分かっていても、聞かずにはいられませんでした。
「あったら言うよ。」
(あっても言わないよね?)
それに、本当になさそうだとも思いました。
使われてしまった14万円は、もう戻ってはきません。
あとは、クレジットカードの返済です。
私は、夫が勝手に使った30万円なんて、絶対に払いたくありませんでした。