夫がギャンブル依存症になりまして

ギャンブル依存症・借金依存症はどうしたら治る

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【79話】お守りにしていた1万円札が無くなっていた

夫がギャンブルで使い込んだお金

 

560万円・・・多重債務。弁護士に依頼して個人再生が決定。360万円になった。

 

130万円・・・預金を使い込む

 

30万円・・・預金を使い込む

 

10万円・・・預金を使い込む

 

10万円・・・サラ金で借金

 

36万円・・・預金を使い込む

 

20万円・・・子供支援金を使い込む

 

10万円・・・サラ金で借金

 

60万円・・・かんたん決済数か月分

 

14万円・・・隠してあった現金

 

30万円・・・私名義のクレジットカードを使用

 

合計 910万円

 

夫に、隠してあった14万円を取られた上に、私のクレジットカードを限界まで使われてしまいました。

30万円・・・。

何に使ったかというと、・・・ギャンブルです。

 

あるお金あるお金、使えるお金使えるお金、片っ端から使っていったら、

その先は、・・・どうなるのでしょうね。

 

ギャンブルや娯楽で、全部溶かして・・・。

 

生活、・・・できなくなりますよね。

子供に心も体も健康的な生活を、させてやれなくなりますよね。

夫が、得体のしれない生き物に思えてきました。

 

 

10年近くずっと財布に入れていた、1万円札のお守り

結婚前の結納の時に、結納金を受け取りました。

結納金の中から縁起の良さそうな数字の1万円札を選んで、綺麗にたたみ、自分の財布の狭いポケットに入れていました。

 

お守りとして入れていたお札だから、一切使う気はなくて、ずっと財布の中に大切に保管をしていました。

1万円札のお守りがきえた

・・・いつの間に無くなっていたのでしょう。

私がお守りにしていた1万円札が無くなっていました。

 

悲しいとかではなくて、ショックを通り越して、愕然としました。

 

大切にしていたものを奪われた感じ。

お守りの1万円札は、私にとって、美しい思い出というか、自分自身を清々しい気持ちにしてくれる、お金以上の存在でした。

 

大切に綺麗にたたんで、財布の狭いポケットの奥に入れていたお金。

見て分からなかったのかな。

特別なものだって。

犯人は夫だった

夫に確認をしました。

夫は、何か大きなことをしでかした後は、大抵素直に話します。

・・・悪いと思っているからではなくて、

助けてほしいから。

 

夫は私の大切にしていたお守りの1万円札を盗んだことを認めました。

もちろん、あのお金の姿は、すでに跡形もありません。

私から何もかも奪っていく夫

私が特別に大切にしていた1万円は、跡形もなくなくなりました。

たかが、ギャンブルという形で・・。

跡形もなく消えて無くなりました。

 

私が大切にしていたお守り。

10年近く大切に保管していた1万円札。

 

・・・夫は、今までも、やってはいけないことを続けてきたけれど・・・、

 

とうとう踏み込んではいけないところまで、踏み込んできました。

私が大切にしていたものを奪い、踏みにじりました。