５６０万円・・・多重債務。弁護士に依頼して個人再生が決定。３６０万円になった。
１３０万円・・・預金を使い込む。
３０万円・・・預金を使い込む。
１０万円・・・預金を使い込む。
１０万円・・・サラ金で借金。
３６万円・・・預金を使い込む。
２０万円・・・子供支援金を使い込む。
１０万円・・・サラ金で借金。
６０万円・・・かんたん決済数か月分。
１４万円・・・隠してあった現金。
３０万円・・・私名義のクレジットカードを使用。
１万円・・・結納の時のお金をお守りにしていたけど盗まれて使われた。
合計 ９１１万円
引き続き、おじさん夫婦と、お兄さん夫婦と、私達夫婦の話し合いです。
夫のギャンブルや金銭問題と向き合うために、集まっています。
夫のスピード違反の違反金は、夫が隠し持つ口座から払ってほしかったのですが、もうお金が無いということで、
家のお金から支払うこととなりました。
次はさらに大きな問題。
夫が勝手に使った、私名義のクレジットカードの返済についての相談です。
- 夫が勝手に使った私名義のクレジットカードの支払いは、誰がする？
- 夫の「もうギャンブルはしない。」が発動。信じる親族
- 許されるためならいくらでも誓い、いくらでも謝る夫
- カード会社に、調査依頼の取り下げの連絡をする。・・・むなしい
夫が勝手に使った私名義のクレジットカードの支払いは、誰がする？
夫は家の財布から私のクレジットカードを抜き取り、番号を控えて財布に戻し、カードの限度額まで使用しました。
３０万円、ギャンブルで使われてしまいました。
最悪なことに、私名義のクレジットカードだから、私に支払い義務が生じます。
私に支払い義務が生じることが分かっていて、私名義のクレジットカードを使ったことに、猛烈に腹が立ちました。
夫のギャンブル代を、なぜ私が支払わなくてはならないのでしょうか。
夫には今までさんざん家のお金を貪（むさぼ）られてきました。
私のクレジットカードにまで手を出した夫の尻ぬぐいをして、何の得があるというのか。
夫がギャンブルのために使ったお金を返済したところで、夫がほくそ笑むだけです。
安心して再びギャンブルに興じてもらおうという、それだけ。
・・・許せません。
夫は泥棒です。
逮捕してほしい。
私と、可愛い子供たちと、二度と関われないところへ行ってほしい。
夫は私たち家族のことなど何も考えていません。
子供たちの未来のことなど何も考えていません。
私は、夫が勝手に使った私名義のクレジットカードの支払いなど、・・・したくない！
夫の「もうギャンブルはしない。」が発動。信じる親族
夫のおにいさんは聞きました。
「もう、借金なんてしないだろ。」
夫はこたえます。
「うん。」
「ギャンブルはもう二度とするなよ。」
「分かってる。」
「悪いことだって、分かってるな。」
「うん。」
「アキ子ちゃん。こういうことだから、今回を最後に、払ってやってくれないか。」
私。
「・・・。」
・・・そう。
私だって、最初は夫の、
「ギャンブルはやめる。」
という言葉を信じていましたから。
夫の金銭問題を知って間もない人たちにとっては、
まずは最初、
『信じる。』
からのスタートでしょうか。
今まで、夫と、
「これが最後だよ。」
（目がきりっとした私。）
「わかってる。アキ子ちゃん、本当にありがとう。」
（ウルウルとした目で喜ぶ夫。）
という会話をして、何回お金を支払ってきたことでしょう。
・・・何度も夫に騙されてきました。
ああ、また『信じる。』からのスタートです・・・。
許されるためならいくらでも誓い、いくらでも謝る夫
夫は今、ほっとしているのでしょうね。
夫が勝手に使ったカードの料金を支払わないと言っていた私に、
周りの人が、「支払ってやってくれ。」と頼んでいる。
よし！今回もクリア―！
反省の言葉と、反省した素振りさえ見せれば、お金は周りが何とかしてくれて、
自分はギャンブルに集中できる。
ギャンブルのためならいくらでも謝るし、いくらでも誓うのでしょう。
「ごめんなさい。反省してる。」
「もう二度と、ギャンブルはしないし、借金もしない。」
夫の約束に、いったいどれほどの価値が？
地を這う価値どころか、地面がえぐれているものだから、・・・笑えてきます。
カード会社に、調査依頼の取り下げの連絡をする。・・・むなしい
わかっています。
少しは調べました。
同居の家族がカードを使った場合、たとえ無断で使ったとしても、犯罪にするのは難しいです。
私は結局、調査依頼を取り下げました。
カード会社に電話をして、
「カードを使っていたのは、同居の家族でした。」
そう言ったら、
電話口の女性がほっとしたように、
「わかりました。調査を取り下げますね。」
と言いました。
電話口の女性の反応からも、
『同居の親族を犯罪者にすることは難しいんだな。無断でカードを使っても、良しとされてしまうんだな・・・。』
ということが感じ取れました。
次に夫が無断で私のカードを使うようなことがあったら、離婚してから調査依頼をしよう、と思いました。
離婚をしたところで、婚姻中の不正利用を犯罪にしてやることができるかどうかは、不明です。
それでも、夫に罪を問いたい。
夫に支払いをさせたい。
私は、夫が勝手に使った私名義のクレジットカードの代金を、支払うこととなりました。
・・・３０万円・・・。
毎月の家のローン。
夫の借金の返済。
本当に苦しいのに・・・。
むなしさが消えません。
夫のためにお金を支払ってあげても、善意の人の心を抉（えぐ）るだけ。
誰も救われない。
何の意味もないことを、すでに知っているから・・・。
