560万円・・・多重債務。弁護士に依頼して個人再生が決定。360万円になった。
130万円・・・預金を使い込む。
30万円・・・預金を使い込む。
10万円・・・預金を使い込む。
10万円・・・サラ金で借金。
36万円・・・預金を使い込む。
20万円・・・子供支援金を使い込む。
10万円・・・サラ金で借金。
60万円・・・かんたん決済数か月分。
14万円・・・隠してあった現金。
30万円・・・私名義のクレジットカードを使用。
1万円・・・結納の時のお金をお守りにしていたけど盗まれて使われた。
合計 911万円
ギャンブル依存症専用の相談窓口にやってきました。
最初に全体から話を聞き、
次にギャンブルや借金をしている夫本人と、相談に来た親族に分かれて話を聞いてもらうことになりました。
夫が別の部屋に行ったので、何を話しているか、夫側の様子はわかりませんでした。
それぞれ別々に話を聞くことは大事なことのように思われました。
周りの顔色を窺うことなく、誰に話しを遮られることもなく、自分の本心を話しやすい状況というのは重要です。
本人と親族、別々の相談で話した内容
私はどのような話をしたのか、あまり覚えていないのです。
ギャンブルをしている本人にどうしてほしいのか、どうなってほしいのか、結婚生活は継続するのか、しないのか、その辺の意思確認をされたような気がします。
話しが長引いて、夫の方が先に話しが終わったようです。
夫が部屋の外をうろうろとしているシルエットが、すりガラスの窓越しに見えました。
夫と親族の話のすり合わせ。温度差が顕著に
親族からの話の聞き取りが終わり、夫と夫の話を聞いてくれた相談員の方が部屋に入ってきました。
今度は意識の違いや、現状認識の違いがないか、話しをすり合わせていきます。
嘘がないかもここではっきりしていきます。
夫は嘘の情報は言っていないようでした。
ただ、借金をした金額や、借金をし続け、嘘ばかりつき、家族を傷つけ続けたことに対する罪の意識はぼんやりとしているようでした。
口では「分かってる!」というけれど、本当にわかっていたら、「分かってる!」なんて勢いよく言えるような内容ではありません。
やはり、どうしても温度差はあるようですね。
夫の希望は、携帯電話を返してもらうこと
さて、夫は携帯電話のことを熱く相談員の人に語ったようです。
いかに自分には携帯電話が必要か・・・。
うんぬん。
相談員の人は、夫の立場に寄り沿うような立ち位置で、話を始めました。