夫がギャンブル依存症になりまして

ギャンブル依存症・借金依存症はどうしたら治る

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【67話】離婚に向けて夫と戦う準備。弁護士事務所を予約する

夫がギャンブルで使い込んだお金

 

560万円・・・多重債務。弁護士に依頼して個人再生が決定。360万円になった。

 

130万円・・・預金を使い込む

 

30万円・・・預金を使い込む

 

10万円・・・預金を使い込む

 

10万円・・・サラ金で借金

 

36万円・・・預金を使い込む

 

20万円・・・子供支援金を使い込む

 

10万円・・・サラ金で借金

 

60万円・・・かんたん決済数か月分

 

合計 866万円

 

 

夫との離婚に向けて、弁護士に相談をすることにしました。

相談の内容は、

【離婚をする際に、最大限、夫からもらえるものをもらいたい】

ということ。

 

夫はギャンブルと借金で、家族の預金を使い果たしました。

「もうギャンブルはしない。」

「ギャンブルはしていない。」

「まだ返済していない借金が残っていた。」

私は夫の口車にのせられ、子供の教育資金にまで手を出して、夫の借金を返済しました。

 

結果、

私は夫のギャンブルを応援する、という愚行を犯したわけです。

どれだけ後悔しても、使ってしまったお金はかえってはきません。

 

夫はもうギャンブルをやめられない。

・・・そう確信した私は、離婚をするしかないと思いました。

 

預金はすべて夫のギャンブルで消えて、ありません。

これから5年間の未来の収入も、ギャンブルで作った借金の返済により、どんどん消えていくので、生活が楽ではないことは、決定しています。

夫はギャンブルがやめられないので、借金はさらに増えていき、憎しみはさらに増えていく・・・。

・・・考えだしたらきりがないです。

 

家族のもとに残っている資産

  • 子供名義の預金。
  • 子供二人の学資保険。
  • 夫の両親から受け取った子供の教育資金の一部。
  • 自家用車二台。
  • ローンが一千万円以上残った家。

 

残った資産をすべてもらいたいです。

もらえる限りの慰謝料をもらいたいです。

子供が社会に出るまでの養育費をもらいたいです。

 

お金がないから払えないではなくて、

夫の給料を差し止めしてでも払ってもらいたいです。

 

夫の離婚後の生活の心配はしないのか?

・・・私と幼い子供二人の生活なんてお構いなしにお金を使い込んだ夫です。

 

夫に必要なのは、助けてくれる人間ではありません。

 

夫に必要なのは、頼る相手がいない環境です。

どん底に落ちることです。

 

甘えられる人間なんていない方がいいのです。

自分が借金を背負うたびに払ってくれる人間なんていない方がいいのです。

自分の代わりに借金返済に頭を悩ませてくれる人間なんて、いるだけで邪魔なのです。

 

・・・私は今まで夫の成長の足かせだったのです。

 

法テラス・サポートダイヤルに電話をかけました。

 

収入や資産が一定数に満たないと判断された場合、弁護士に相談をしたり、弁護士を依頼する時の費用を一部負担してもらえます。

 

法テラス・サポートダイヤルに電話をした結果、相談費用を負担してもらえることになりました。

 

私は家の近くにある弁護士事務所を紹介してもらい、電話をかけました。

法テラス・サポートダイヤルに電話をしたこと、無料相談をしたいと伝えました。

 

弁護士相談の予約を取る上で、以前にも弁護士相談の予約を取った経験があることから、予約が取れるのは少し先のことになるだろうと予想をしていました。

 

「予約を取りたいのですが。」

「今日ですか?」

「・・・今日でも取れるのですか?」

「ちょうどキャンセルが出て。これから直ぐでしたら空いています。」

 

驚いたことに、電話をかけて30分後には相談をできることになりました。

 

物事はタイミングですね。

これはぜひ相談をするようにという後押しかもしれません。

誰の後押しかはわかりませんが。

 

今、必要ということ。

 

私は自分が聞きたいことを急ぎメモに書き出しました。

箇条書きで10個くらいは書いたような気がします。

 

相談時間は30分と決まっていますから、有効に使わせてもらわなくてはなりません。

相談をしながら考えている暇はありません。

後から聞いておけば良かったというのも、無しです。

貴重な30分。

 

弁護士事務所に持っていった物

  • 以前夫が債務整理をした時の資料をまとめた封筒。
  • 夫が借金をした時に支払ったお金の領収書。
  • 夫に使い込まれてしまった預金口座の通帳。
  • 他、夫から被害を被った証拠になるもの。
  • 聞きたいことをまとめたメモ。

必要な物を急ぎカバンに詰め込み、弁護士事務所に向かいました。

 

自宅から車で15分程度のところに、弁護士事務所はありました。

テナントビルの2階。

今まで何度もこのビルの前を車で通ったことはありますが、弁護士事務所があることを意識したことはありませんでした。

 

目立つことなく静かに、それとなくあるものですね。

 

夫と離婚をする。

ただでは離婚をしない。

夫から取れるものはすべて取る。

 

・・・そのための弁護士相談。

 

相談をして、依頼をするところまでイメージをしながら、

弁護士事務所の扉を叩きました。