夫はギャンブルをやめたと言いながら、ギャンブルを続けていました。
夫の場合、競艇です。
560万円・・・多重債務。弁護士に依頼して個人再生が決定。360万円になった。
130万円・・・預金。借金返済用に用意した、給料天引き貯金。
30万円・・・預金。給料天引き貯金を引き落とした口座に、一緒に入っていたお金。
10万円・・・預金。給料天引き貯金の残り。
10万円・・・借金。サラ金でお金を借りる。
36万円・・・預金。個人再生の申し立ての準備で、貯めていたお金。
20万円・・・預金。子供支援金として振り込まれたお金。
合計 796万円
小学生の長男が学校から帰ってきました。
授業が6時間目まである日で、16時頃の帰宅でした。
夫は17時過ぎに仕事から帰ってくるので、夫が帰ってくるまでに家を出なくてはいけません。
黙って出ていきたいのに、鉢合わせは避けたいので・・・。
ダイニングテーブルの上に書置きをしました。
【しばらく一人で考えてください。】
ひとことだけ書きました。
余分な言葉はいらないだろうと思いました。
いろいろと荷物をまとめていたら、出発は17時直前になりました。
大急ぎで家を出ます。
長男はパパを置いて3人で私の実家に帰ることに、同意をしました。
楽しそうでした。
不本意ですが、家族の一大事です。
小学校はしばらく休んでもらうことにしました。
明日の朝、小学校に電話をします。
私の実家は車で3時間30分くらいかかるところにあります。
県外です。
私の親は心配をしていましたが、あたたかく迎えてくれました。
夫がギャンブルをして、多額の借金を作ったことは知っています。
弁護士事務所に行ってからもギャンブルを続けていて、家の預金に手を出し、サラ金に手し、闇金に手を出したことも知っています。
実家に帰ってきたので、しばらく夫の顔を見ないで済む生活を送ることができるようになります。
貴重品は全て持ってきました。
夫の生活費としての、お金は置いてきませんでした。
夫が隠し財産を持っているなら隠し財産を使えばいいし、
新たな借金をして生活をするなら、すればいいし、
お金がない状態でひもじく暮らしたって、かまわない。
夫は私と子供たちのことなんか考えず、自分だけのためにお金をガンガンと使ってきたのだから、
私が夫の何を心配をするべきだというのでしょうか。
大人なのだから、何とか生きていくでしょう。
夫からは何度か着信がありましたが、
もちろん、
電話には出ませんでした。