夫が560万円の借金をしていました。
借金の原因はギャンブルです。
夫の場合、競艇です。
弁護士事務所に始めて相談に行った帰り、片道1時間半の車の中で、夫と二人、借金やこれからのことについて話し合いました。
夫は二度と借金はしないし、ギャンブルもしないと言っていました。
私や自分の両親に借金のことを知られ、どう思ったか聞いたら、
「ほっとした。」
と言っていました。
もう隠し事をしなくて済むし、借金と向き合うのが、自分一人ではなくなったことに、ほっとしたそうです。
私は夫の借金により、マイナスになってしまった数百万円のお金に、がっかりしていましたが、
まだ何とか返済ができると思っていました。
いつまでも借金を抱えているのは辛いから、なんとかお金を集めて、一気に返済をしてしまうか、
夫の反省の意味も込めて、決められた年数、じっくりと返済をしていくか、迷っていました。
弁護士に債務整理をお願いしたおかげで、利子が増えていくことはなくなったので、お金のやりくりを学習しなおす意味でも、じっくりと返済していくのがいいのかもしれないと思いました。
夫は私が言うことに、何でも「うん。」「うん。」と、素直に返事をしていて、
私はその姿を見て、きっとこれから上手くいくだろう、
雨降って地固まる、そう思って頑張ろう・・・、
そう、思っていました。