夫からは280万円の借金だと聞いていたのに、本当は、他にも借金があって、およそその2倍、
560万円の借金があるということがわかりました。
隠し事をされてショックだったけれど、金額が多くて言い出さなかったのだろうかと、ぼんやりと思いました。
借金をした理由は、職場で競艇の話があり、興味を持って始めてみたら、大当たりをして20万円ほど稼いだらしい。
一度当たったら、大当たりをした時の喜びが忘れられず、もう一度、もう一度、
・・・となったとのこと。
20万円はすぐになくなり、たまには勝ったりもしたけれど、負けの方が大きくて、気がついたら10万円足りなくなっていた。
その10万円を補うために、お金を借りたのが最初だそうです。
お金を借りたはいいけれど、返すすべがないから、他からお金を借りて返済し、
返済したはいいけれど、新たな借金を作ってしまい、その借金を返済するために、また別のところから借金をする・・・。
返済のための借金を繰り返すうちに、トータルで、560万円もの借金に膨れ上がってしまったのだとか。
借金を増やしていった期間は2年間ほど。
2年間でひたすら借金を育てたそうです。
10万円の借金が、2年間で560万円に・・・?
ただ借金を繰り返すだけで560万円に?
本当に?
銀行から郵便で届いた280万円の返済計画書。
半月前ほどに借りたであろうこの280万円も、返済に充てて、すでに手もとにはないらしい。
疑問は感じたけれど、この時は夫の言葉を信じることにしました。
借金を言い出せなくて、返済を繰り返しているうちに借金が膨れ上がってしまったのだと。
競艇で賭け事をしていたのは、最初のうちだけだと・・・。